最近よく聴いている曲2 [おんがく]
「最近よく聴いている曲」でラモーのCDを紹介しましたが、
今それを上回る勢いで聴いている曲がこれです↓
マラン・マレ:音階その他の器楽曲集
ラモーのCDをAmazonで買っていたので、
「こんなCDもあるよ、好きじゃね?」的なメールにまんまと誘導され
ポチっとしてしまいました(笑)
マラン・マレって随分昔にチェンバロの先生がご出演された演奏会で
初めて聴いたのですが、それ以来聴くことがなかったので、この機会に
聴いてみようかな~ とも思って。
軽い気持ちで買ったCDですが、いや~、良いお買い物でした。
特に、「パリのサント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘」という曲が
ほんと素敵で、この1曲だけでもリピートして聴いたりしています。
あるフランス映画にも使われている曲らしいです。その映画は観たことありませんが、
この曲聴いているだけでも映像が浮かんでくるようです。
こちらのCDも前回のラモーのと同様に¥918!
大満足でございます。
2台チェンバロのコンサート [おんがく]
昨日は、私のチェンバロの先生がご出演される
コンサートに行ってきました。
会場は、東京オペラシティ 近江楽堂。
私の好きなコンサートホールの一つです。
今回で5回目となる、
毎回楽しみにしているコンサートなんです。
チェンバロが2台並びます。もちろん2台で演奏するわけです。
席は自由席なので、先生の演奏会の時はいつも開場前に行って並び、最前列を狙います。
昨日も無事に最前列をゲット!手元が良く見える席を選びました。
近江楽堂は小さな会場なので、チェンバロの音もちゃんと会場全体に届くと思うのですが、
床がフラットなので、前方の席のほうが演奏の様子がしっかり見えて好きなんです。
別な演奏会ですが、背の高い人が私の前の席に座っちゃって、ステージがほぼ見えないっ!
てことも過去にはありましたから…
おかげで、お二人の目の合わせ方、息の合わせ方を間近で感じることができました。
もう結成10年だそうです。息が合わないはずはありませんね。
今回使用されたチェンバロです。
脚にも素敵な装飾があります。
チェンバロは楽器自体がもう芸術なんですよね。
ここから、私の好きなバロック音楽が奏でられるわけです。
想像しただけでも、それはそれは幸せな時間でしょう?
今回のコンサートは、オールフレンチプログラム。
なので、チェンバロでなくクラヴサンと呼んだ方がしっくりきますね。
本来は2台チェンバロ用ではない曲も、2台用にアレンジされての演奏です。
どの曲もとても素敵でした。
アンコール曲も含め、「鳥もの」がいくつかあって嬉しかったです。
終演後に先生にご挨拶した際、「鳥もの、aki-nyanさんに捧げました」と
言ってもらえました(笑)もちろんジョークですけどね。
何曲か、私の手持ちのCDにも入っているので(2台バージョンではないですが)、
今、それを聴いて昨日の余韻に浸っています。
昨日聴いた曲で、手元に置いておきたいなあと思ったものがあったので、
早速CD探して買わなくちゃ。
昨日は、4人ほど同じ教室の生徒さんにお会いできました。
同じ教室といっても、好きな日時での個人レッスン。
なので、普段はなかなかお会いできない人たちとお話しするのも、
コンサートの楽しみの一つなのです。
「良かったねえ~素敵だったねえ~」ともちろん意見が一致しました。
好きな楽器が一緒って貴重な存在です。
最近よく聴いている曲 [おんがく]
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
最近、毎晩のように聴いています。
本来欲しかったCDより気に入ってしまいました。
Amazonで¥918。このお値段だし、大満足。良いものが手に入りました。
「ラモー」じゃなくて「ラモ」なんだね。
発表会終了! [おんがく]
9月23日(祝)、チェンバロ発表会に参加しました。
当日は生憎の雨・・・(しかも雷付き)
私は今回も衣装は「きもの」だったので、「え゛ー!まじー!?」ですよ、とほほ。
他に衣装(洋服バージョン)は用意していなかったので、きもの強行です。
ここで衣装について解説。
今回着た着物は、6、7年ぐらい前に和裁の練習のために自分で縫ったもので、
写真でも分かるように、光沢キラキラ~なんです。
小紋なので普段着の分類なのですが、
「これ普段じゃ着れないなー。着るとしたら発表会とかあ?」って思っていたわけです。
しかも単衣(ひとえ)なので、着用時期は6月か9月。ますます着る機会は無かったのです。
ところが、今回の発表会は9月。
いよいよこの着物の出番がやってきた!
というか、ここで着ないといつ着るの?!
しかし、今年は9月になっても真夏のような暑さ。着物にはきつい!
発表会前日も30℃越えでこの暑さじゃ無理!と心配していましたが、
当日はだいぶ気温が下がって(でも雨ー!)暑さには苦しまずにすみました。
で、本題のほうですが、
演奏曲は、J.Ch.バッハ:4手のためのクラヴィーアソナタ ヘ長調
連弾曲です。全2楽章。
この曲を相方Yさんと2年かけて練習してきました。
上パート(メロディーがメイン)を私、下パート(伴奏がメイン)をYさんが担当。
Yさんは私よりもレベルはずっと上で、すぐに自分のパートをマスターしちゃうんですが、
私のほうはそうもいかず、最後まで通せるようになるには時間がかかりました。
しかも、間違って止まっちゃったり、同じところ弾き直したり、
なかなかテンポが一定にならない私に合わせるのは大変でしたね、Yさん。
おそらく曲をマスターするより私に合わせるほうが苦労だったと思います。
そんなYさんの名言:「好きに弾け。絶対合わせるから!」
お、男前~~~!(いや、女ですけど)
惚れちゃいそうでしたよ!
全国のみなさん、恋に落ちたいなら連弾がオススメです(笑)
いやでも、気の合わない人とは絶対ムリって思いました。
練習のときは一つのピアノ椅子(横長のやつ)に半ケツ状態ですし(笑)
まあ、曲自体も私にとっては難しかったのですが、さらに何が大変だったかというと、
えー、下の写真のように2段鍵盤のチェンバロなんですね。
上の鍵盤は小さな音、下の鍵盤は大きな音が出るように切り替えられるのですが、
それを曲に合わせて効果的に上下を使い分けるわけです。
両手一緒に上、下ならまだいいのですが、左手が上、右手が下(またはその逆)の場合もあり、
そりゃフツー混乱するでしょ。
しかもそれを二人でするわけで、うっかり上下の鍵盤を間違えると相手の邪魔になったり
手ぶつかちゃったりもするのですよ。
でもねー。家での練習はピアノだからもちろん鍵盤は1段なんで、鍵盤使い分けはイメトレです。
2段鍵盤で練習出来るのは先生のご自宅にレッスンに行く時だけ(月1回)。
楽譜に「上」「下」って書いておくんですけど、やっぱり見落としちゃうので色鉛筆で色分けしました。
上鍵盤使うところは水色で塗って、下鍵盤に戻る箇所にはピンクで矢印付けたりと。
で、本番。
音を間違わない、2段の鍵盤を使い分ける、そして二人の息を合わせる、
しかも2楽章で約15分かかるので、これはもう集中力を切らさないことが鍵。
なんと本番では今までで一番集中できたと思います。
おかげで周りの状況(お客さんいっぱいとか)をあまり意識せずにできたので、
いつものように「緊張しすぎる」ことはなかったです。(←自分でもびっくり)
でもやっぱり緊張はありましたよ(笑)心臓バクバクしてたし、手震えたし。
手震えるとほんと困る。狙ったところを押せないし。
プルプルしてると隣のYさんにも見えて緊張伝わっちゃうし。
そういえば、Yさんがあんなに緊張しているところ初めて見た。出番前も落ち着かなくソワソワ。
なんか可愛かったなあ(おい、自分の心配をしなさい)
今回感じましたが、手を動かし続けてるほうが震えない。
音が長いところや、自分のパートを待っている時のほうがプルプルプルプル。
なので長くトリルするところではちょっとホッとしました(笑)
まあもちろん、まったくミスなしってわけではありませんが、
全体的に曲も流れて、息も合って、あの緊張の中であれだけできれば◎!(←自分で言うな)
演奏終わって席に戻るときに、先生に「すばらしい!」と言ってもらえたよ~。
来てもらった友人からも、「緊張よりも楽しい雰囲気が伝わってきた」という感想があり、
楽しんでもらえたならこれ以上嬉しいことはありません!
(お花もらったよどうもありがとう)
雨の中お越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました。
れいね先生、ご指導ありがとうございました。
そして、相方Yさん。
連弾、貴重な経験でした。経験値グッと上がりました。
ありがとう。
次の曲もよろしく。
いよいよ明日! [おんがく]
久しぶりの更新です。
今年の夏は暑かったですね~。
この暑さでお菓子作りも休業中でございます。
さて、とうとう明日、チェンバロ発表会本番です。
前回の発表会から約2年。
それからずっと練習してきた思い入れのある曲を演奏します。
人生初の連弾です!
相方のYさん、レベルの違う私を今まで支えてくれてありがとう。
れいね先生、途中ちっとも進まない時もありましたが、見捨てず(笑)ご指導ありがとうございました。
やばっ、なんかしんみりしてきた(泣)
まあ、というように思い出たくさんの曲なんですよ。(苦労もたくさんだったよ~)
なので!成功させたい!
といっても私のことなので、やらかしちゃうことも大いに考えられます
まあここまできたら開き直るしかない!
間違っても止まっちゃっても、そっからまた始めればいいのさ~。
(人生でも同じことが言える?!)
とりあえず、せいいっぱい頑張ってきます。
書き込みがいっぱいになった楽譜。この楽譜じゃないともう弾けない・・・
これで、この曲最後だと思うとちょっと寂しい。
演奏中しんみりしてうるうるしちゃうかも?
(いや、そのくらい想いにふけられたら大したもんだよ、きっと必死でそれどころじゃないから)