納経第四巻目 [お写経]
今月初め、久しぶりにお写経してきました。
前回が8月下旬だったので、1ヶ月以上開いてしまいました。
ちょっと自分の気持ちに揺らぐことがあったので、
しっかり見つめ直し、一旦冷静に考え直す時間が欲しくてお写経しに行きました。
最近は、こういう心理状態の時は自然にお写経したくなります。
しかし、夕方から英会話教室があったので、時間もあまりかけられません。
今回は、今までより早いテンポで書き進めていくように意識しました。
するとどうでしょう~。前回よりも自然に筆を運べるような感じです。
般若心経自体を覚えてきたからというのもあるでしょうね。
これからはこのペースで書くように心掛けましょう。
とはいえ、まだ1時間半ぐらいかかってしまうんですけど…。
今までで一番力強く書けたと思う。
終わったら、前回見つけたパン屋さんでちょっと一息。
この日はレモンメレンゲのバケット。お名前を忘れました。
次こそはここでランチしたい~。
般若心経から学ぶ心豊かな生き方 [お写経]
ちょっと前の話になってしまうんですが、
薬師寺東京別院での定例法話に伺ってきました。
現在は、毎月第4日曜に『般若心経から学ぶ心豊かな生き方』が開かれていて、
初めて写経に行ったときに「もし興味がありましたら是非どうぞ」と声をかけて
いただいたのもあり、前々から楽しみにしていました。
初めての参加。ちょっとどきどきです。
まず初めに読経があり、私も声を出してついていきます。
そして講義の始まり。この日は第九講でしたが、まだまだ般若心経の初めの部分で、
ちょうどこのワードに差し掛かかるところでした。
『五蘊皆空』(ごうんかいくう)
このワードが般若心経の一番重要なことだとおっしゃっていました。
なので、「今日初めていらっしゃった方はラッキーですね」と(笑)
え?それ私ですよ(笑)
プリントも用意されています。話を聞きながらメモをとり、板書も写して。
お話しも、実体験などを織り交ぜ分かりやすく、笑いもあり、
最後まで飽きることはなかったです。とてもいい勉強をさせていただきました。
そしてこの後、思いがけず二胡の演奏を聴くことができました。とっても素敵でした。
彼は、中国のコンクールでも優秀な成績を収めている中学一年生の二胡演奏家です。
将来は、二胡を通じて日本と中国の懸け橋になることが夢なんだそうです。
あどけなさが残る男の子ですが、しっかりとした考えを持ち、きらきらしていました。
真っすぐに頑張ってほしいです!
この法話の後は、いつもお呈茶があるそうなんですね。
お気軽にどうぞと言われて、せっかくなのでこちらも参加させてもらいました。
お部屋に入ると既に茶器の準備があり、その周りを囲むように席が用意されていました。
この日のお茶は「東方美人」という台湾茶。
まず、お茶の説明とともに実際の茶葉も一人ずつ見れるように回してもらいます。
きちんとしたお作法でお茶を入れてもらい、お茶菓子まで出してもらいました。
紅茶に似たような味わいがするお茶で、とても美味しかったです。
や~、すごく有意義だったんですけど~!
ちょっと不安だったけど思い切って行ってみてよかったです。
しかも参加費などは無いんですよね~。いいのかしら・・・
なにしろ、ここに来るたびに優しい気持ちになれる気がします。
そして、その気持ちを誰かにお裾分けしたくなるんです。
次回も参加したいけど、都合が合わなくて残念。。
写経用紙を買ってみた [お写経]
最近、御朱印を集めるようになったわけですが、
御朱印って本来はお寺に写経を納めた証としていただくものなんだそうです。
でも、今では納経しなくても参詣の証にいただけるようになっています。
とはいえ、せっかく写経も同時期に始めているのですから、
毎回とはいかなくても納経して御朱印をいただいてみたい。
まだ薬師寺東京別院でしか写経をしたことがないのですが、
家でもやってみようかなと思って、写経用紙を買ってみました。
(まあ、全記事のCD購入の際の送料対策でもあるんですけど・・・)
Amazonって写経用紙も買えるんですね。
ありゃ~、薬師寺で使っている用紙とサイズが少し違う~。
できれば同じお手本を使いたかったけど、この用紙に付属しているお手本を
使うしかないですね...。
書道セットは今まで使ってきたものがあるので、これでいつでも始められます。
ただ、最近何かと忙しなくなっていて、じっくりと取り組める感じではないんですが、
でもそういう時こそ写経して、落ち着きを取り戻したいものです。
納経第三巻目 [お写経]
昨日は、また薬師寺東京別院でお写経をしてきました。これで3回目となりました。
3回目といえば、、、あれがもらえます。
ひとまずの目標、「納経集印帳」の1冊目を頂きました。
中を開くと、12の仏様がいて、一巻納経ごとにそれぞれの仏様の下に印が押されます。
昨日は三巻目でしたので、すでに3つ(弥勒菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来の頁に)印が
押されていました。納経した日付も記入されています。
12巻納経すると、1冊目が終了です。次の目標は、「納経集印帳2冊目」にしようかな。
お写経の話の前に、、、
この日は素敵なパン屋さんに寄ってみました。
今年オープンのお店だそうで、とっても綺麗で、
暖かみのある、なかなか良い雰囲気の店内でした。
この日は早めにお昼ごはんを済ませ、その後、英会話のレッスンがあったので、
ちょっと頭が糖分を要求していました(笑)
このまま写経に入ると集中が続かないかもと思って寄り道したのでした。
で、こちらを選びました↓
カヌレと、確か「lait lait(レ レ)」というお名前。(「牛乳 牛乳」ってことですね)
カヌレは焼いてから時間が経っていたようで、外側の固さが無くなっていたのが残念。
お味はまあ平均的かな。牛乳の方は、その名の通りミルク感たっぷりの甘いクリーム。
他には、デニッシュやサンドイッチがすごーく美味しそうでした。
今度はお昼はここで食べようかな。
イートインスペースは結構広く、通りに面している側は一面ガラス張りなので、
外の景色もよく見えて開放的な感じです。いつも窓の無い部屋で仕事しているので、
外の光が入ってくるってなんと気持ちがいいことか!
パンを作っている所もガラス張りになっているので席から様子を見ることができます。
パン達もオシャレに並んでいて、それをぼけ~っと見ているだけで、なんだか幸せ。
店内はさほど騒がしくもなく、ずいぶんゆったりと過ごすことができました。
ここ、いいです。お写経コースの定番になると思われます。
無事に糖分補給が済みましたので、薬師寺東京別院に向かいます。
ここから歩いて数分です。いざ!お写経!
お写経前、いつものお抹茶と落雁を振る舞っていただきました。
(さっき、甘いもの食べたばっかなので、
できればお写経後にいただきたいなあ・・・なんて)
もちろん美味しくいただきました。そしてまたゆっくりしてしまいました…。
さて、ようやくお写経を始めましょう。
このように道具が全部用意されているんです。
お手本の上に写経用紙を重ねます。
そうするとうっすら透けてみえますよね。これをなぞっていくんですが・・・、
1回目は、意味も分からず、なぞるだけでいっぱいいっぱい。
筆遣いの勘も戻らず、ちょっと下手すぎるでしょ…。
2回目は、少し般若心経のことを勉強してきたので、なんとなく意味が分かり、
筆遣いも慣れてきて、だいぶ自分の字で書くことができました。
ただ、2時間ほどかかってしまいました。
そして、3回目のお写経。もっと上手に書きたいな~。
そんな欲があったからでしょうか?
書き始め、手が震えてしまいました。今までそんなことなかったのに。
自分が思う以上に、脳と体は連動しているんですね。びっくりです。
それでも何とか書き進めますが、思うような字が書けず、ああ~どうして~!
で、ふと我に返る。ああ、何やってんだろ?何の為にやってんだろ?
上手に書くことが目的ではないよね。余計な事考えすぎてるぞ、私。
その後は手が震えることはなく、落ち着いて書くことに集中できました。
まるで、中途半端に取り組むと、自分の気持ちを見透かされるようです。
毎回、新たな気づきがあります。今の自分と向き合うことができます。
そして、書き終わるとスッキリした気持ちになれるんです。
結局この日も2時間ほどかかってしまいました。
あまり時間をかけすぎると筆に付いた墨が固まってくるのかしら、筆の滑りが
悪くなってくるんですよね。そういえば、昔書道をしていた時も2時間も小筆を
使いっぱなしって経験ないもんなあ。
せめて1時間半ぐらいになるように書くスピードも意識しなくちゃ。
まあ、これにも性格出てますね。ちなみに食べるのも遅いです。
お写経の後、この日は母の誕生日が近かったので食事の約束をしていました。
母は天ぷらが大好きなので、誕生日祝いにはいつも天ぷらをご馳走しています。
今回のお写経では、母の健康をお願いしたのですが、食べっぷりをみると
まだまだ心配ないようですね(笑)いつまでも元気でいてください。
誕生日のお祝いですので、もちろんケーキは欠かせません。
ブールミッシュ:マンゴーのタルト
なんとも盛り沢山な一日でした。そしてまた甘いもの食べ過ぎ・・・。
納経第二巻目 [お写経]
先日、またお写経に行ってきました。
この日もとっても暑かった。途中坂道もあり、一汗かきました。
お抹茶と落雁で一息、心を落ち着かせましょう。
今回は2回目のお写経だったので、一緒に写経用紙と輪袈裟も置かれていました。
お好きなタイミングでお写経場にお入りくださいとのこと。
前回は気付きませんでしたが、
輪袈裟には「願奈良薬師寺復興」と書かれていたのですね。
「お写経勧進による白鳳伽藍復興」によって、奈良のこの金堂は
昭和51年に再建されたそうです。(ということは、私と同い年)
(東京別院に貼ってあったポスターを撮りました)
ちなみに、先日届いたハガキは薬師寺参拝券にもなっていて、
納経日から1年間、同伴者1名まで、奈良の薬師寺に参拝できるのだそう。
京都には今まで何度も行っているのですが、奈良は中学の修学旅行で行ったのが
最後だったような。今度京都に行く時は奈良にも足を伸ばしてみようかな。
この日、第二巻目の納経となるのですが、
その数日前、親戚のお通夜に参列したんですね。私自身は実際に会ったことが
ほとんどなかった方なのですが、私の姉にとって、とても大事な方でした。
なのでこの日は、その方のご供養の気持ちを込めてお写経しました。
「大願成就」、「身体健全」などなど、「為」の字の後にお願い事を書くのですが、
この場合どうやって書いたらいいんだろうと思って、ネットで調べてみたりしたけれど、
いろいろ書き方があってどうも不安だったので、お写経の前にお寺の人に聞いてみました。
「こう書いてください」と、とても親切に説明してもらって、その文言が印刷された紙を
渡されました。この紙が用意されているということは、同じような質問をされる方が多い
のでしょうね。お写経している間に書き方を忘れそうだったので、助かりました。
何かを想って心を込めて書く ということは、自分の気持ちが整うことにもなるようです。
これからも続けていきたいと思います。